種類 名称 意味 サンスクリット 説明
五識 眼識・耳識・鼻識・舌識・身識(皮膚) 感覚 感覚レベルの認識
六識 意識 チッタ 具体的な人やものごとのイメージを作り、認識するはたらき。
七識 末那(まな)識 意、情動 マナス あらゆる自我意識、煩悩の根拠。
一個の人間において、意識的にせよ、無意識的にせよ、常にその人らしさを作り出し、維持していこうとする力、エネルギーが出てくる根源。西洋の心理学でいう「エゴ」と共通する点がある。
自分自身の若さや美貌や財産や名誉など、自身の有形無形の努力の成果に愛着し、その崩壊を惜しむ。
物事を認識する自分をとらえていくはたらきであり、、強烈な自己保存の欲望の発生源でもある。
八識 阿頼耶(あらや)識
(蔵識ともいう)
我(が) アーラヤ 一人の人が行った行動や発言や思考・感情など、様々な行い・振る舞いの生命への影響・痕跡が蓄積されている、いわば業(カルマ)の情報の貯蔵庫、データ・ベース。
また、その業の影響力を善・悪のエネルギーとして貯え、苦楽の果報をもたらすエネルギー貯蔵庫
九識 阿摩羅(あまら)識 根本浄識、仏識 アマラ 本来の清浄な智恵の働きそのもの。この世界の本質を明らかに見る智恵のこと。
自身の本質(当体)が本来、仏であると覚るはたらき。


識とは、サンスクリットの「ヴイジュニャーナ」の訳。「ヴィ」とは"分ける"、「ジュニャーナ」とは"知る"という意味で「識」とは「分析的に認識するはたらき」をいい、「分別智」ともいう。
日本語でも、理解することを「分かる」というが、ものごとを立て分けて納得していくはたらき。