血液は、組織によって吸収された分の栄養物を補給してくれたり、また、浄化してくれる器官を絶え間なく通過することで、常にその成分を保っている。
静脈血が筋肉や血管をまわって戻ってくると、炭酸ガスや栄養作用による老廃物で充満している。
すると、心臓の鼓動は、広大な網の目状態をなしている肺の毛細血管へそれを送り出し、そこで各々の赤血球は大気中の酸素と接触する。
ある単純な物理化学的法則によって、酸素は血液中に浸透し、赤血球の中のヘモグロビンがそれを吸収する。
同時に、炭酸ガスは気管支に排出され、そこから呼吸運動によって外の大気中へ放出される。
呼吸が速ければ速いほど、空気と血液間の化学的な代謝作用は活発になる。・・・
血液が腎臓を通るときに、それが完全に浄化される。
腎臓は血液からある物質を分離し、尿の形で排出する。
また、血漿にとって欠くことのできない塩分の量を調節し、その浸透圧が一定に保たれるようにする。