不眠症

人間が眠っているとき、脳波は特殊な波形を示し、呼吸及び脈拍はゆったりとなってその数も減少する。眼球運動は眠りの状態に応じて変化する。・・・
必要な睡眠がとれていながら、不眠症に悩まされるのは、人間の睡眠は「実質睡眠+熟睡感」で成り立っているからだ。
不眠を訴える人は、寝つきが悪い、眠りが浅く絶えず目をさます、いったん目をさますとなかなか寝つかれない、夢ばかりみてぐっすり眠れない、朝早く目がさめる・・・という。これらはすべて熟睡感が無いことの訴えである。
人間というものは、生理機能の多くに意識がしつこくまつわりついてしまっている、はなはな厄介な存在でもある。・・・
深い睡眠のときは、起きている間にたまった毒素のようなもの(ヒプノトクシン)を解毒し、レム睡眠のときは、昼間消耗してしまった物質を補充しているらしい、といわれている。
この深い睡眠とレム睡眠を、一晩に4、5回くりかえすと熟睡が得られた状態になるのであるが・・・


守るべき事柄

・玄米・菜食に切り替えること
・ビタミンB1の補給を効果的に行い、神経を落ち着かせる作用の著しいネギ類を活用する。
 ネギやラッキョウに生みそをつけて食べるのは最高だ。
・本物の醸造酢を適度に摂ると、体内にたまっている老廃産物の排泄を促し、腸内でのカルシウムの吸収をよくして、鎮静効果が得られる。
・クチナシの実は昔から有名な不眠症の民間薬。細かく切って煎じて飲むとよい。


治療のポイント

・寝る前に、コーヒーや濃いお茶などを飲まない
・体を充分に使って、適度に疲労する。
・過食は厳禁。過食は自律神経のリズムを乱す。
・動蛋食品をやめる。肉、牛乳、卵は血液を酸毒化させ、脳神経を異常興奮させ、安眠を妨害する。
・玄米・菜食に切り替える。根治の決め手である。玄米を主食にし、野菜・海藻・小魚介類を副食とする。
 それに体質に合った健康食品と薬草茶をプラスするのが基本原則である。
・充分に咀嚼して食べる。
・神経系を強化し、抗ストレス力を高める。
・睡眠剤には頼らない。急性の副作用をおこしやすく、常用していると耐性と依存性のため確実に死を引きよせる。