[フォトン・ベルト レポート] 第86号 2008/9/5
○●○  宇宙の法則研究会 より転載


氷河期に向かう地球....太陽に異変が起きはじめている
 
 最近欧米のメディアが、ここ1ヶ月間太陽で異変が起きているという科学者の見解を伝え始めています。

 今年の1月に太陽の活動が活発化し、昨年の中頃から予測されていた2012年まで続く「サイクル24」の活動が始まる直前の現象と見られていましたが、どうもそれが違っていたようなのです。

 欧米メディアが伝える「太陽の異変」とは、2008年8月の1ヶ月間太陽の表面上にほとんど黒点が出現しなかったことです。
 米国海洋気象庁(NOAA)8月21日によるとほんの小さな太陽黒点が出現しましたが、直ぐにそれは消滅しています。それをのぞくと、ほとんどと言って良いほど太陽表面には黒点が出現しませんでした。

 専門家の見解ではそのことはあきらかに異常で、過去100年間にわたってみられない現象だというのです。太陽活動が低下すると、地球の天候に多大なる影響を与えることが 分かっています。

 今から200年以上前の1893年に、当時、英国の王立グリニッジ天文台の太陽監督官 であった ウォルター・マウンダーは、東洋の古代の神官たちや、ガリレオ以降の西洋の科学者たちによって残されている古い記録の中から、17世紀に太陽黒点が発生しない時期(無黒点期)があったことを発見しました。

 その時代、農作物は実らず、農民は飢え、世界的に飢饉が発生。また、栄養不足や日照不足による健康の悪化によってペストなどの病気が世界中で蔓延し、経済恐慌が起こっています。こうしたさまざまな要因が重なり、世界中が安定性を欠いた混乱した社会となってしまったのです。

 マウンダーが古文書から見つけた1645年から1715年ごろまでの期間は、後に専門家によって「マウンダー極小期」と名づけられました。

 歴史的に見て太陽活動が活発だった時代は、「シュメール極大期」、「ピラミッド極大期」、「ストーンヘンジ極大期」等があり、いずれも古代において太陽信仰が起きた時代と一致するのです。

 つまり人類の歴史においては、太陽の活動が活発な時期(極大期)あるいは不活発な時期(極小期)のいずれにおいても、人類の運命を大きく変えてしまう<パラダイムシフト>が太陽によってもたらされていることがお分かり頂けるでしょうか。

太陽が地球の気象に大きく影響を与えるメカニズムを解説すると、次のようになります。

1.黒点の数は太陽活動を表していて太陽活動が活発な時は太陽風(太陽プラズマ)が強 く、地球の磁気圏の外側は太陽風でみたされているこの太陽風は外宇宙放射線を遮る作 用をしている 。

2.太陽活動が低下し太陽風が 減少すると、地球に降り注ぐ宇宙線の量が増加する。  

3.宇宙線が地球大気上層部を通過すると水蒸気と衝突し、その水蒸気は凝結し氷の粒になる。

4.大気上層部で宇宙線により凝結核生成した氷の粒は、成長しながら対流圏まで降下する。そしてこの大量の氷の粒により大量の雲が出来る

 つまり今年の8月、日本全体で異常に多かった「ゲリラ豪雨」の原因は、太陽黒点の
消滅だったと言えるかも知れません。

 さらに、雲の発生の増加は、地球の気温の低下をもたらします。つまり、今後も太陽
活動が不活発化し続けるとこの地球は、氷河期に入ってゆく可能性が濃厚なのです。

 9月8日、アフリカのケニア中部全域でひょうが降り、一面が真っ白になりました。

 ケニアでは限定された地域でひょうが降ることはそう珍しいことではないが、中部地域の全域となると前例がないそうです。

  2005年に米国の国立太陽天文台(National Solar Observatory)に勤務するの二人の専門家が太陽の磁気変化を観測した結果、「今後10年以内に黒点の数はゼロになる」と予測した論文を発表しようとし、大論争を引き起こました。

 しかし彼らの論文は科学雑誌への掲載を拒否され、「確証のない結論だ」として一笑に付されてしまったのです。

 今後太陽活動がどのように推移するかは未知数ですが、彼らの予測が正しかったと言える日が来るのかも知れません。 だが、いずれにしろ地球温暖化の原因が二酸化炭素(CO2)とする説は跡形もなく粉砕される筈です。