熱いまなざしの向こうに・・!<最終章>
作:反則打球 2005/8/11
・8月11日(木)・・<全県小学校クラブ野球大会決勝>
・15:00プレーボール・・<脇本第一vs飯田川ク>
・プロのアナウンス嬢が電光掲示と連動するかのように・・
・わが子の晴れ舞台・・
・TV中継・・
・報道、中学、高校、関係者・・
・緊張は、ピークに・・
・母の涙はすでにほほをツタワリ初めている・・
・1塁側・3塁側・思いは同じだ・・
・4審の精鋭達が・・
・球審の手がプレーを告げる・・
・私は、この目で確認した・・
・噂のが・・とれた二人の好投手・・
・飯田川ク好投手右腕・・
・脇本第一好投手左腕・・
・かつて、これほどの好試合があっただろうか・・
・ホーム、クロスプレー間一髪セーフ・・
・3塁、クロスプレー間一髪アウト・・
・2塁、クロスプレー間一髪アウト・・
・1塁、クロスプレー間一髪アウト・・
・ホーム、クロスプレーが明暗を・・
・球運は、7回裏どちらにも行きかけていた・・
・一打逆転サヨナラ・・
・これが、11、2歳の子供達だろうか・・
・にわか高校論者達よ見よ・・
・あのまなざし・・
・私は、決して忘れない・・
・貴方達の一球一打を・・
・私には聞こえた・・
・整列した貴方達に・・
・球審は・・
・ゲーム!とは言わなかった事を・・
・手を高々と・・
・有難う、頑張った・・と・・
・ダイヤモンドを回る貴方達を・・
・熱いまなざしで見つめる母の姿はどこか誇らしげだ・・
・こまちを、出て来た両投手 様・・
・アイシングされた腕がやけにまぶしかったです・・
・また、必ずお会いする日が・・
・優勝おめでとう・・
・脇本第一小学校クラブ 殿
・羽城中学で優勝を・・
・飯田川小学校クラブ 殿
・私は、清々しい気持ちを胸にこまちを後に・・