2005年11月

2005年11月3日
Title:紋にもんもん!
あ!そうそう、報告が遅くなりましたが、(多分だれも待ってないだろうけどさ・・・)
前回の実技テストの採点結果は、な・なんと!88点でした♪こんなにいい点数もらってよいのかーー!
と感激しましたが、ほかの人の点数も皆、ほぼ同じでした。(ふっ・・・そんなもんさ・・・)

“スピード着付け”のテストだったので、約15分くらいで着付けを完了しなければならなかったのですが、
私は17分ほどかかってしまい、一番ドンケツでした☆
そこが減点されてましたが出来は悪くなかったということで、もれなく上のクラスにも進むことと、あいなりました。
・・・と、どうでもいい報告はさておき、今日の日記に入りましょい。

今月の末に、きもの教室の『免許授与式』&『お食事会』なるものが大阪で催されることとなり、
その際に、訪問着か付け下げか色無地、または振袖などのフォーマルな着物を着なければならず、
いい機会なので、用途の広い色無地を作ることにしました。
ちょうど、昨日今日と、きもの教室で『秋冬物新作展示即売会』があったので、いそいそと出掛けました♪
入り口に入ると、そこはまさにきらびやかな“反物パラダイス”!結構たくさんのお客さんで賑わってました。

すかさず、店員さんが「どのようなものをお探しで?」と声をかけてくれたので、「色無地を作りたいんですけど」
「できるだけお安めで・・・」←(ここんとこはやや小声で)
「はい。たくさん取り揃えてありますので、ごゆっくり見ていってくださいね〜」と客あしらいの上手な店員さんに
案内され、合繊の“洗える色無地”コーナーへ。(いつかは正絹コーナーへ行きたいもんじゃ)

数ある反物の中から、私の肌に合う色を何点か出してもらい、次々肩にかけて合わせていきました。
さすが“着物のプロ”!ほぼ10分ほどで候補がしぼられ、クリームがかった黄色か水色の2点が残りました。
私の気持ち的には黄色にほぼ決まってたのですが、せっかく“反物パラダイス”に来たのに、
まだまだ帰りたくない・・・もっと迷いたい!もっとワガママ言いたい!
「うーん、さっきの緑がかったのもヨカッタなぁ〜。でもやっぱりコレかコレかなぁ〜。どっちにしようかな〜〜」と
のらくら迷っていたら
「水色は春夏用に単衣(ひとえ)にしはったらどうですか?また来年も展示会ありますし」と
またしても、さすが“着物のプロ”!と唸らせられ、黄色の反物を持って『お会計コーナー』へ。

体にぴったりの着物に仕立ててもらうため、まずは採寸。肩先から手首までと、背中心から手首まで、
そして一番出っぱってるお尻まわり(ヒップと言え!)を測られた後、
「紋は入れはりますか?」聞かれ、しばし固まる・・・

私:「やっぱり紋入れたほうがいいですかね〜」
店員:「格が付きますからね。フォーマルな場所にも着て行かはるんやったら、入れておいた方がええですよ」

そりゃね。しばらくは苗字変わる予定ないですよ。猫のひたいほどに、ノミの目玉ほどもありゃしませんて。
でも・・・でも・・・もしかしてもしかしたら、明日ステキな男性とドラマチックな出会いをして、プロポーズなんて
されちゃったら??
「昨日、色無地に紋を入れちゃったの!少なくとも半年は着たいの!だから結婚はしばらく待って!」
なんてコト言っちゃってフラレたら??
(↑そんなしょーもないこと考えてるから、いい歳こいて今だに独身なんだよっっ)

まぁ当然、そんなことはあるはずもないので、入れてもらうことにしました。

『いい歳こいて独身女』は、“着物の文化”にしばし悩まされるものなんだな〜と、改めて思い知らされた
文化の日でした・・・。