2001 Bermuda Bowl オープンチームのレポート!

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(成田さんからの報告)

現在のPARIS時間=10/27(土)15:00(=日本時間:10/27の22:00)
現在、R17(=最終ラウンド)のアルゼンチン戦の真っ最中。

●R16:vs オーストラリア(10/27,10:00-12:50)
「平田-花山、清水-高野」8VP-22VP(52IMP-84IMP)
決勝ラウンド進出の夢が(ほとんど限りなく)なくなりました。残念。オーストラリアとは、いつものように予想どおりの激しい打ち合いになりましたが、「打ち負け」という逆の目が出て、The end。

◎R17:vs アルゼンチン(10/27,14:00-16:50)
「平田-花山、清水-高野」
最終戦です。午前中と同じメンバー。きっちり勝って終わりたい所。前田-林ペアが2試合とも出ていないのは、体の具合が悪くなった訳ではなく、彼らが自発的に辞退したからです。
「USAIIと対戦した昨日の最後の試合の思い出を、そのまま日本に持って帰りたいから」というのがその主な理由。粋な辞退のしかたですね。NPCとしても了承。平田-花山ペアには最後をしめてもらいたいし、清水-高野も今後のために沢山経験をつんでおいて欲しいし、という事で。

そう言えば、アルゼンチンには14歳の少年がいます。名前が判らないので、現在出場しているかどうか不明。清水-高野ペアのテーブルには大人が座っていたので、平田-花山ペアの対戦相手にその少年がいたら、試合終了後に印象を聞いてみようと思う。バミューダボール出場の最年少記録は何歳なのか判りませんが、14歳ではほとんど記録なのではないでしょうか。女性も珍しいですね。
USAIIに1人女性がいますが(名前がすぐ出てこない)、彼女は、USAからのバミューダ代表史上3人目の女性だそうです。日本では皆さんご存知のように、大野京子さんが1991年横浜開催の時に代表となっていますが、当時で大野京子さんが「バミューダボール史上」女性で確か3人目の代表だったと記憶しています。

##ここ、間違っていたたら、訂正して下さい。→大野様。

成田の希望:プログラム上(or WEB上)で、女性か少年(20未満)かを判るようにして欲しい。

●ビューグラフ(その?)
現在(15:30)のビューグラフルーム内は、本当に大人数で賑わっています。200以上の席は、ほとんど満席。立ち席で何十人もの人がいます。ビューグラフマッチは、ノルウェー vs エジプトで、Mr.ヘルゲモがくりくりっとした顔で登場しいます。(そう言えば、彼は日本NPCよりも背が高い事が判りました。なぜ見間違えたかというと、彼は横がすごいから)
<超満員の理由>
成田の予想です。
・土曜日なので、一般の人が多くきている。
・決勝ラウンドに残るかどうか、というきわどい国のNPCやチームメイト、家族などの応援団が沢山いる。
・決勝ラウンド進出きわどくないチームの未出場ペアもいる。(前田-林ペアもいました。)

ビューグラルームの5画面中央の映写画面には、選手達の実画像がリアルタイムで投影されていますが、これには少なくとも2つのビデオカメラが活躍しています。おそらくプロのカメラマンが、肩越しにビデオをかつぎながら、基本的におのおののスクリーン側のプレーヤの表情、言動などをズームレンズも駆使してとらえながら、ビュー会場へ画像を送ってくれています。臨場感があってなかなか良いです。あたかも我々がその場にいるような気にもなります。プレーヤ達の、実際のビディングスピード、プレイスピードも、見ることができます。1ボードが終了してからの皆の言動も見ることができます。ビューグラフに出ているからといって、ボード終了後にパートナーにいつも文句を言う人は、やはりビューでも文句を言っているようです。
「この人は1ボード終わった後にパートナーに一言いっている」とか、イタリアのエースペアが喧嘩している風景とか(休憩中)、ボード終了後に、2m以上のプレーヤが突然スクリーンの上から頭を出してパートナーにコメントするとか、なかなか面白かったそうです。
(平田さん談)また、成田が見ていたときですが、Mr.Weichsel(Mr.Sontagのパートナー)の「ピアノ引き」の光景を見ました。彼がディフェンス中、何をリターンするか長考しているのですが、その長考中、常に右手の全ての指がテーブル上でピアノをひいているような動作をするのです。この光景を、ビデオカメラはベリーローアングルでズームで撮ってくれるわけです。また、「片手をあごの下に添えて肘をひざの上に置く動作」をしますよね。この動作を、ダミーだけでなく、ディフェンス側の一人が長考中にしている時に、ビデオ1ショットの中に2人を入れて、数秒間2人の同じポーズのタンク姿が映されたこともありました。こういう時、会場は笑いにつつまれます。
これからは、ビデオ映写は必須ですね。
ところで、林真紀子さんにMr.Weichsel「ピアノ引き」の話をしたところ、彼女も以前彼のこの光景を対戦相手で遭遇したことがあり、そのとき彼女は彼に聞いたそうです。
  林 真紀子 「何の曲を弾いているんだ?」
  Mr.Weichsel「ショパン。」
ビデオカメラは、筆談の内容もズームを使って映し出します。こうなったら、何でもできてしまいますね。すごいなあ。

今さっき情報が入りました。
(ここはビューグラフルームのすぐ外の階段)日本オープンは、40IMPくらい負けているらしい。残念。そろそろ時間なので、上へあがることにしよう。

-------------ちょっと一休み(16:15)--------------

現在のPARIS時間=10/27(土)17:35(=日本時間:10/28の0:35)
たった今、試合会場からホテルに帰ってきたところ。今夜、プレーヤーズパーティが別の場所であり、18:05にロビー集合なのでささーっと書いて送ります。

●R17:vs アルゼンチン(10/27,14:00-16:50)
「平田-花山、清水-高野」6VP-24VP(17IMP-62IMP)←IMPは不確か。
残念。さすが国の代表。うまくやられたようだ。14歳の少年は、Eに座っていたらしい。彼の名は、Mr.Madala。この名前は覚えておいたほうが良いだろう。今後、ずっとアルゼンチーナ代表として活躍するだろうから。そして、次回日本が対戦するときは、ぜひ雪辱を果たしてほしい。

取りあえず以上。
現在、現地時間10/27(土)17:45。(日本時間10/28,0:45)

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