NO.3(作成:2001年11月24日)
バーミューダボール 2001
(注意:高野、林、前田から送られた原稿を元に、トトロ流に多々編集した文章であることをご承知下さい。)
(ホームテーブル) | (ビジターテーブル) | ||||
高野 | Gabriel CHAGAS | ||||
Marcelo BRANCO | Miguel VILLAS BOAS | 前田 | 林 | ||
清水 | Diego BRENNER |
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(ビジターテーブル、W前田の感想) (プレイ) トランプリードされ、悩ましい4S。 ベストなプランは特に見えない。 手なり模様でゆくか。 HKをすぐ剥がしたが、これは微妙だったか。 将来HKをHAでオーバーテイクして、Dを取る必要が出てくるかもしれないから。 とにかく、この4Sを無事作ることが出来て、今回は「自分にはツキがある。」と思った。 (トトロの感想) 本当に悩ましい4S。 でも、「作ったプレイはナイスプレイ」。 DQを捕まえ、DJに負けてダミイのD9、そして5枚Dを生かすプランがみどころ。 DAで勝った時、HAでD10の目先のルーザーをディスカードして、CAをSに期待してCエスタブリッシュのプランも目に付くところだから。 |
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(ホームテーブル、N高野の感想) (プレイ) 今度は、Eのあんちゃんのプレイ。 オープニングリードは、EがビッドしたスーツのCK。 ディクレアラーはCAで勝って、クラブ逆襲。 どうやらスポットカード自慢のようだ。 一方、僕のSスーツはすっかり死んでる模様。 C10を勝たされたディクレアラーは、Hを走る。 SのあっさりしたDディスカードが、ディクレアラーにDQはNにあるような印象を植え付けたようだ。 結局、なんとDAで叩いて1ダウン。 「ごっつぁんです!」 (ビジターテーブル、E林の感想) (プレイ) Nのバルの1Sオーバーコールが入った後、Wは便宜的な2C2D経由で2Nインビテーション。 当然3Nへ。 Sオーバーコールがあったにもかかわらず、CKの挑戦的リード。 CKをホールドアップするのも有りそうだが、CAで勝ち、C負けに行ってまずは8トリック目を確保しようとした。 C10をリードしたら、Nにショウアウトされ、C10を勝たさせられた。 オーバーコールしたNにSAKとDQはあるだろう、と読んで、適当にダミーからSをリードしてみると、NはSAでアップし、SのSKがドロップ! あれよとS2勝になり、何と4メイド! アヤシイ、ハヤシプレイ成功! (トトロの感想) 成功したプレイに文句なし。 ただ、クレイムせずにプレイすれば、Sをマイナーのスクイズ模様にプレイ出来るので、安全に確実にC負けて11個か、豪快にDQフィネス(NのDQダブルトン抜けても9個は既に確保)で12勝して、「ようけとれたぎゃあ。」といいけるもいとおかし。 |
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(ホームテーブル、N高野の感想) (プレイ) Nの高野はサードハンドで1Cオープンするが、軽く蹂躙される。 SからSQのリード。 SAで勝ち、Cを引いてくる。 どうも4枚Cはあるらしい。 まあ一回勝たせるか。 DQ−K−A−でダミイに入って、またもC。 どうもディクレアラーはCがお気に入りらしい。 それなら、こっちも付き合って、Cをクリアといく。 実は、既にダミーエントリが無く、Dはブロックしたままで、この時点はダウンチャンス状態だった。 でも、SからはDの豪快なブロック状態を想定しずらく、SディスカードしたためSスーツでSにスローインされ、赤いスーツをリードさせられる結果に。 (ビジターテーブル、E林の感想) (オークション) Nの1Cオープンに、Eは当然の1Nオーバーコール。 Sの2Hビッドは、Sスーツを示すトランスファービッド。 この展開では、Sのストッパーに関するレベンソール2Nが機能しているはずだが、Wはそんなことは気にも掛けずにすぐに3Nレイズ。 ダイレクトの3NレイズはSストッパー無し、2N経由の3NレイズはSストッパー有り。 |
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(ホームテーブル、N高野の感想) (プレイ) Eの2Sシングルレイズに対する2Nは便宜的なアスキングビッド。 Eの3Dは、Dにバリュー有りの答え。 Wは3Sでサインオフした。 WがDバリューを嫌ったとすると、残りの2スート(H、C)に枚数とアナーを持っていそう。 という訳で、消去法的にDリードを選択すると、いきなりKJのゲスを外してくれた。 Dバリューを聞いてDリードが来れば、DAのアンダーリードが匂う場面なのだろう。 Wは自分(高野)のことをそうヘボでもない、と思っているような気もして、気分は悪くない。 T4で、HA、Hと負けに来られる。 自分からマイナースーツを触らずに手を渡すところが、さすがに渋いプレイだ。 他のボードでも、ふところの深いハンドリングを見せてくれたWのブランコ氏。 元世界チャンピオンだもん、当然か。 |
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