NO.2(作成:2001年11月23日)
バーミューダボール 2001
(注意:高野、林、前田から送られた原稿を元に、トトロ流に多々編集した文章であることをご承知下さい。)
(ホームテーブル) | (ビジターテーブル) | ||||
高野 | Gabriel CHAGAS | ||||
Marcelo BRANCO | Miguel VILLAS BOAS | 前田 | 林 | ||
清水 | Diego BRENNER |
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(ホームテーブル、N高野の感想) (プレイ) またまたデクレアラー。 これで5レンチャンだ。 このあたりでは始めの緊張感も忘れ、ちょっと一息つきたかったのも忘れ、「どこまでもこい」の心境だ。 でも、そろそろゲームメイドの流れもストップする頃かも。。。 H7のリードで、ダミイを見ると、、、うーん寒い! Hは4−4ブレイクで、まだ首の皮はつながっている。 Hの4巡目はEの側で勝ち。 EからDリードされたらどうしよう、と思ってたら、サクッとS10のリードがきた。 「DKはEで、SスーツはWかなー。」なんて思いながら、取るもん取ってたら、S9がエスタブリッシュした。 ついてる時はこんなもん。 (ビジターテーブル、E林の感想) (プレイ) ちょっと反省のボード。 パッシブなCリードでもしておけば、おそらくダウンしただろう3N。 半分当てたようなHリードに対してWは、HQ、HK、H10と続けてきた。 ここでH4個を気持ちよく全部取ってしまったのが、実は敗着。 WをSとDのシンプルスクイズするためのカウント合わせに協力してしまったのだ。 急いでDシフトするものの、もうすでに時遅し。 Cの4巡目で、WはS4枚とDKを両方守りきれない状態に。 Wが、T2でHKの代わりに、オリジナルフォースベストのH3のリターンだったならば、EからH4勝確保が分かり、Dシフトを思いつけたかもしれない(と言ってはみた)。 (トトロの感想) 両テーブルで、きれいなシンプルスクイズ。 T1をHQで勝ったWは、T2はちょっと悩ましい状況。 ホームテーブルのオークションならば、(N:HJ6=E:HA9872)という、いきなりH5個打ち抜き状況もあり得る。 その時にオリジナルフォースベストのH3リターンすると、思いっきりHブロックしてクラクラするので、HKをプレイしちゃいそうです。 でも、ビジターテーブルのオークションならば、Wから見て、(N:HA962=E:HJ87)、(N:HJ862=E:HA97)とかの可能性も十分あり得るので、H3リターンが良さそうに見えます。 T2:H3−H9−HJ−H5となった場合、(W:HKQ1032)という可能性も僅かにあるのですが、H4−4と判断して、現実のSとDのスクイズが見えて、うち破るDシフトを発見したとしたら「ベストディフェンス賞」ですね。 この類のディフェンスを実戦のテーブルで発見し、実行するのは極めて難しいもの。 |
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(ホームテーブル、N高野の感想) (プレイ) これでついに6連荘! Sの清水さんは、なにかと疲れ模様なので、しばらくダミイで休んでてね。 プリエンプティブレイズしたEの、このD6のリードはぷんぷん匂うなぁ。 シングルトンか? DAで上がって後は簡単。 これで6丁上がり! いきなり自分のゲームメイドスコアが6個も並ぶのは気分イイ! |
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(ビジターテーブル) (オークション:E林の感想) Sの1Sオープン、Nの1Nレスポンスに対して、Eはパスしかない。 Sの2Hリビッドが流れてきた。 ここで、気持ちの良いテイクアウトダブルでリオープンだ。 Wが3Cのテイクアウトし、コントラクト。 (プレイ:W前田の感想) Hは4−4の可能性が高い、と読んでプレイを進めていた。 Sが(5422)ならCKを取った段階でメイク。 (5431)ならDが3−3なので、DQの後13枚目のDを出してメイクの予定だった。 ところが、SにC、Dを予定よりも早くショウアウトされ、一瞬ドキッとしたが、WでDラフが生還するので大丈夫だ。 「Dをハンド(W)でラフする」と、クレームした途端、Nのチャガスが手を広げて何か言い出すので、「何かプレイに間違いがあったのかな?」と思ったが、そうではなかった。 どうもSのブレナー君に「こんな良いCを持っていたんだけど、冷静にダブらなかったのだよ。」と、教えているようでした。 |
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(ホームテーブル、N高野の感想) (オークション) Wの1Hに大人しくパスしたら、Eが3Hのプリエンプティブ。 Sが3Sオーバーコール。 SのHボイドが推測できるハンドだが、そのHボイドを理由に頑張った3Sビッドかもしれない。 4Sレイズくらいが相場と判断した。 スラムルーズであった。 清水さん曰く、「6Cがいいコントラクトだが、それは難しい。」 (ビジターテーブル、E林の感想) Wの1Hオープン、Nの2Cオーバーコールが入ってきた。 Eは、2H、3H(プリエンプティブ)、3C(リミットレイズ以上)の中からの選択だ。 迷ったが、半分は脅し気分の3Cを選んでみた(確かにオーバービッド)。 これが功を奏したのか、フォーシングのつもりでビッドしたと思しき3SビッドをNはパスしてくれた。 NSには6C、6Sがあった。 裏がゲーム止まりでも、6IMPのゲインだ。 (トトロの感想) Wの1Hオープンに対するNの2Cオーバーコールは微妙なところ。 Eの3Hレイズに対して、「ボイドはダブれ」だが、Sの3Sビッドはごく普通の選択。 もし、Sがダブルを言ったとすると、Nは4Hキュービッドし、Sの4Sに対して5Cをビッドする展開となるが、そこでお終いかも。 有効なボイドのあるハンドでのトリック期待値は、ボイド以外のスーツに19.5HCPあれば10トリック、23HCPあれば12トリック取れる目安である。 |
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