Fröhliche Weinachten! クリスマスに想う









 

 クリスマスですね。今年はおじさまと二人きりで過ごします。 おじさまがお仕事の間、お部屋の飾り付けをしました。これだけでも 楽しい気分になります。ケーキはおじさまが買ってきて下さいます。 ここ何日間か夜の間、おじさまがかけるCDが鳴り続けています。 伝統的なキャロルだったり、バッハのカンタータだったり、賛美歌 だったりいろいろです。そういう音楽を聴くのもすごく楽しいです。  でも、これって神様に感謝するお祭りなんだ、って思うとなんだか やりきれなくなります。  <私を育ててくれた母はなぜ死ななければならなかったの?>  <おじさまが引き取って下さるまで、どうして私は邪魔者扱い  され続けなければならなかったの?>  <どうして私は、おもてに出られなくなってしまったの?>  どうして?って考え始めると結局、神様ってなんなんだろう?という ところで行き止まりになってしまいます。  <私は神様に愛されていないの?>  でも私にはおじさまが、いっぱいいっぱい愛して下さるおじさまが いらっしゃる、だから、きっとそれでいいの・・・。