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昨日・今日とポンコツセレナの整備で日が暮れ
た。目も耳も鼻も錆粉がみっちり。マスクしてアイプロテクタしててもどこからか入り込んでくる錆。
実際きりがないのだが、少しでも下回り検査の印象を良くするためにも落とせる錆は落としておきたい。地金が出るまでがっちりグラインダをかけてシャシブ
ラックを吹く。これって手に付くと取れないのよね(泣)。リアのフロアとサスメンバ辺りを済ませて、とりあえずここはおしまい。
次は先
日強引に繋いだエキパイ回り。排気漏れはとりあえず見られない。ディーゼルだから、振動による新たな損傷を心配したが、これも無し。修理した部分はしっか
りと繋がっている。駄目押しにスチールバンドを結合部に締め付けて強度を稼ぐ。ここまでやっとけば、車検まではもつだろう。
錆止めのジンクスプ
レーを吹き付けてここも終了。磨いてみて分かったのだが、エンドサイレンサはステン製のようだ。こんな新車時でさえ160万円もしない廉価版ミニバンに純
正ステンマフラーを装備するとは、設計者の意図が分からない。実際エキパイが折れた状態でも、下手なガソリン車より静かな(まぁ、この個体だけの特性かも
知れないが)このクルマにそんなパーツを奢るとは……。だから経営が傾いたんだよな、日産は……。
ワイヤーブラシでピカピカに磨いてはみたものの、後ろから見ると結構気合いを感じる良い光り方だ(笑)。こんな鈍足車にこの手の気合いは、はっきり言っ
て危険だ(更に笑)。ちょっと勿体ないがジンクスプレーで塗りつぶしておく。
もう一方の課題、ボディ側の錆はもうすべて切除することにした。前回修理した時に取りきれなかった錆が、再びその周囲を冒してもう手が付けられなくなっ
てしまったからだ。
リアホイールアーチ上の錆を、前回盛ったパテごと引っぱがす。錆との境界付近にドリルで穴を開けてミシン目を作り、ニッパで綺麗さっぱり取り除く。ここは
メッシュを当てて、盛大にパテ盛り大会を催す予定。風穴をクラフトテープで塞いでおく。ここまでカッコ悪ければ、嫌でもすぐに修理したくなるはずだ(と自
分を追い込んでおこう)。
最期はブレークリーンでブレーキ回りを清掃して今週の作業はおしまい。
あぁ、くたびれたけど、クルマいじりは楽しくてやめられないね。
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2006
年07月23日(日)
No.103
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