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かつての写
真仲間
から「小樽でリスを撮らないか」と電話を受ける。10/15(土)夜、私はこのところ調子が悪い体調を気遣って一日床の中にいた。出来れば日曜日も動きた
くなかったが、久しくむすめ以外のものを撮っていない私にとってはなんとも腕がうずうずする誘いである。野生動物の撮影はなんと3年ぶりだ。
朝 6:30
小樽で合流、某自然公園に向かう。事前に聞いた話によれば、遊歩道から300mmのレンジでエゾリスがそこそこの構図で撮れるという。それははっきり言っ
て美味し過ぎる(笑)。
7:00過ぎから撮影に入る。被写体がはっきりしているから、機材はごくシンプルだ。70〜200/2.8Lと300/4.0Lだけ。ボディはEOS-
1DとEOS-10Dの二台である。アルミケース一個に三脚一本で済む。むすめの撮影もこれくらい機材が軽かったら、もっと余裕を持って撮影できるのだ
が……。
普段から餌付けされているらしく、目標となる木にはいろいろな木の実が置いてある。根元まで餌で一杯だ。一応餌を持っては来たものの、必要なかったかも
知れない。
この木を中心に3グループほどのリスが活動しているらしい。同行した人の話では、7時くらいから活動しているとのことだったが、今回は9時くらいまで動
きがなく、私などは初めてということもあってダメで元々くらいの気持ちだった。
近傍を線路が走っているようで、特別運転のSLの汽笛が間近に聞こえる。あと五分動きがなかったらSL撮影に切り替えようと思ったとき、意外なほど近く
の枝をエゾリスの黒い影がよぎっていった。反射的にモードラを流す。秒8コマ、思えばこのカメラを買って初めて高速モータードライブが役に立った瞬間で
あった。
それからは三方向から入れ替わり立ち替わりリスが現れては、餌のクルミを運んでいく。この間およそ1時間、モーターを回しっぱなしであった。
今日の撮影枚数約100枚。使えそうなショットは約20枚。久々に動くものを撮った割には、まあまあのヒット率であった。 |
2005
年10月16日(日) |
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