仕事が忙しい。とりあえず休日出勤して「やって
ますよ」という既成事実だけ作って、あとは野となれ山となれ…。
だいたい異動直後の人間に、50人からいる所管機関の予算のすべてを丸投げするなんて、どう考えても気が狂っている。やれるところまではやるけれど、来る
べき責任追及については、当然管理職の方々にすべて丸投げするとしよう。
仕事はさっさと適当に切り上げて、某に行く。昨日・今日と「感謝祭」なるものをやっているということで、あらかじめMさんから情報を仕入れ「金は持たず
に」アルタへ。
エレベーターに乗り8階のボタンを押すと、閉まりかかったドアに若い女の二人組が飛び込んできた。「開」を押し中へ入れてやる。箱の中には彼らと私の3人
だけだ。
私「何階ですか?」
女「7階(ふふ)」
私「?」
7階のボタンを押してやるとその二人組がいきなり
「ねぇねぇ8階ってさぁ、キショいところばっかだよね〜」
「そうそう、絶対行かないよね〜」
と抜かした。女というものは実にあさましい。同様のことを自分たちが言われたら「差別だ、セクハラだ」と騒ぐのだろうに、他人を傷つけることに関してはき
わめて無神経である。
もっとも、大したご面相をしたお嬢さん方でもなかったので、おそらくは度重なる同様の振る舞いで男性に縁遠くなっている気の毒な人たちなのだろう。悪いこ
とは言わないから、皺が寄る前にボランティアの彼氏でも探すことをお勧めしたい。
さて某に入ると、もう夕方になっていたせいか、客はほとんどいない。陳列ケースの中にいる子の他にも、カウンタの裏で箱入りになっている子までじっくりと
見て回る。どの子も実に可愛いのだが、いまいちピンとくる子がいない。何気なく一段低くなったケースを覗くと、SDの各部位ごとにバラされたパーツが置い
てある。なるほど、つるしのものでなくとも、自分で描いたビジョンに沿って組み上げることが出来るのだ、と気づく。目や髪の毛が好みで選べるのなら、体形
や手足の長さも選べてしかるべきだ。システムとして考えるなら、これが最上の方法といえる。
そこでカタログを、と思ったところでフェイルセーフが作動。そもそもそんなもの持って帰ったら、結果は火を見るより明らかである。
危ないところであった。A(-_・;)
帰り道々、プリムに寄ってお茶。
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