ユーザー車検代行とは
ユーザー車検代行とは、法律に基いて自動車の使用者(ユーザー)のかわりに第三者が点検し、委任状を持って、国の検査場に継続検査(車検)を受けに行く事を指します。通常、車検は修理工場やディーラー等に持ち込まれるのが普通ですが、決して安いとは言えない整備・点検費用がかかってしまいます。そこで考えられたのが上記の「ユーザー車検」ですが、これにはある程度の専門知識が必要なため、自動車に対してあまり知識のない一般人にとってはかなり難しい作業となってしまいます。そこで、専門知識のある業者が点検整備や書類手続き等を代行するユーザー車検が登場しました。それが「ユーザー車検代行」です。

ユーザー車検代行のメリット
ユーザー車検代行はユーザー車検と同じく自分で車を管理するという姿勢はあるものの、時間がないというユーザーに最適の車検であると言えます。早く安く車検が取れる、といいうのもメリットのひとつです

ユーザー車検代行のデメリット
車検代行はあくまでも車検の取得を代行するだけに過ぎません。車検そのものは次回の車検期限である2年先までの車両の安全を保証しているというわけではなく、あくまで車検取得時の車両の安全性を確認し、2年間の通行手形を与えるだけなのです。
 分かりやすく言うと、車検取得の次の日に自動車が故障しても、代行業者は保障をしてくれません。自動車の安全性の確保はユーザーの責任なのです。
 その点、ディーラーや整備工場では、車検と同時に24ケ月の法定点検整備を行ない、少なくとも半年はトラブルなしに走行できるようコンディションを整えてくれます。もちろん機械ですから、点検整備時には予想できないトラブルが後に起きることも有り得ますが、消耗品の摩耗や劣化によるトラブルはほとんど防いでくれます

ユーザー車検代行